最近耳にする「イマーシブ」・・・調べると、没入感のあるさま。その状態に惹かれるさま。その状態に浸れるさま。多く劇場やゲームの演出や体感装置などについて言う。・・・とある。
つまりは映像と音楽によってあたかもその空間に現実に居るような体験ができる・・・・みたいな感じでしょうか・・・
・・・と言うことで初めての体験に行ってきました! 行ったのは「クロード・モネ」を筆頭とする印象派の画家たち(ルノワール・マネ・ピサロなど・・)の作品をイマーシブ映像で観ると言う展示会?イベント?映画?・・・です。
(HPによるとモネの見た景色に没入する体感型デジタルアート劇場・・・とのことでした)

場所はこちら・・・所沢にある「角川武蔵野ミュージアム」

すごい建物ですね。

入口がこちら・・・気になったのは非常口・非常階段が見当たらないこと・・・多分裏にあるとは思いますが。

平日だった事もあり、当日券売り場に列はなく(但し自分はネット決済で事前にQRコード付きチケットを購入して行ったので、すんなり入れました)

せっかくなので中の探索を。こちらが「本棚劇場」

約8mの高さに文庫本が約20,000冊あるようです。

こちらは4Fにある「ブックストリート」

25,000冊の本がぎっしり・・・




ちょうど「高山辰雄企画展」をやってました。

文藝春秋の表紙の絵を描いた方です。

実際の原画にする前のデッサン・・・「小下図」が横にあります。大きさもほぼ同じ大きさでイメージしてたんですね・・・

歴代の文藝春秋も

こちらは1Fにある漫画図書館、このデコボコした本棚・・なんか良い感じです。

さて長くなりましたが、いよいよクロード・モネのイマーシブ・ジャーニーへ

中に入ると有名なモネの庭があり

その向かい側が劇場入口です。

中はこんな感じで広い空間、ハンモックなども置かれています。

この壁全面に印象派画家たちの作品が、次から次へとシンクロするように映し出されます。自転車に乗る人物が実際にペダルを漕いでたり・・・・船が少しずつ動いたり・・・葛飾北斎の神奈川沖浪裏がモネの描く海の絵に変わって行ったり・・・・

プロジェクターの数も半端なかったです。


全15話の物語になっていて、それぞれの解説をリアルタイム音声ガイドで聴くことができます。(スマホは必需品です)

約25分の上映時間。
本が好きな人なら丸1日楽しめそうな施設、またモネや印象派の画家の作品が好きならそれはそれで丸1日滞在できそうでした。
「イマーシブ」の意味もなんとなく理解できたのかなぁ・・・・屋内や夜間に開催されるイベントでも「イマーシブ」を取り入れて来る日も近いような予感がします。