久しぶりに企画書を1本仕上げました。
・・・と言っても、最初のページ “催事コンセプト(開催主旨)”を作っただけで、あとの作業は入社6年目の武本サンが全てまとめてくれたのですが・・・・
出来上がった企画書・・・最後の作業は製本テープ加工
ココまで来ると、もう後戻りは出来ません。一番ホッとすると同時に「間違いは無いよな・・・」と不安にもなる時。
出来上がった企画書を持参し、本日提出。 そしてプレゼンは5日後の8日(水曜日)
約25年前、今の武本サンの立場が自分でした。
そして自分の立場はこのイベント業界で生きて行く術を教わった恩師「故・西口宏さん」
ブレスト後は、原稿用紙に鉛筆でコンセプトを作り込んでいただき、そのコンセプト・テーマに沿って予算計画・会場計画・催事計画・運営計画を練り上げて1冊の企画書を作り込む・・・・
一通り作り終えると、目を通していただくのですが、それはそれは「もの凄い赤入れ」の量。当時はパソコンなど無く、三行ワープロで打った文字や写真を切り貼りして作ってた時代・・・・
時には “修正不可能な赤入れ” にムッとなり、偉そうに口答えしてしまったり・・・・
また時には2時間後にプレゼンを迎えるという当日の朝、何か浮かない顔をしている恩師を見て「今ならまだ間に合います、直したいと思われる箇所があれば、30分で企画書を作り直します!」と言うと、子供のように嬉しそうな笑顔を見せてくれたり・・・
二人で10年間で何本も何十本も企画書を作ってた記憶が蘇りました。
時代は流れ、今自分が恩師のポジションに居る事など、当時は想像もできませんでした。
残すはかつて西口サンが得意としたプレゼンテーション・・・・
どういう風に喋るかはもう心の中で固まってます。・・・・そう、あの頃の西口サンのように・・・